鉄道模型におけるファインとは
鉄道模型で使用される言葉にファインがあります。鉄道模型では細かいという意味で使用されており、ここでは模型をどれだけ実物に近付けられか、また、実物に近いものとなっているのかなどの表現をする場合に用いられます。
ファインは、縮尺やゲージなどに関わらず、どのモデルに対しても用いられており、リアリティに関しての表現方法となるために、基準としては愛好家によっても違いがあります。
鉄道模型では、縮尺が小さいほどその表現には限界があるために、実際には主にOゲージ以上のモデルに対して用いられていますが、日本人には感覚的に向いていることから、HOゲージを始めとして、それ以下のモデルに対して詳細に作り込みが行なわれることも多くあります。
反対の意味として使用される言葉にコースがあります。コースとは言葉の意味としては粗いことを指し、鉄道模型はあくまでも玩具であるために、コースが主流となって作られています。
その理由としては、玩具として線路から脱線などをしないで楽しめることが第一の目的となっている点があり、ファインは特殊な言葉として捉えられています。