情景の色々パターン

電車

鉄道模型の趣味の対象は老若男女関係ありません。インドアの趣味としては、昭和の時代からありました。

1人でコツコツと鉄道模型の情景を作り上げるのは、自分だけの世界を構築しているようで静かだけれども、奥の深い趣味です。鉄道は日常を走っている交通なので、情景もリアリティが求められます。

まず人気のあるジオラマは、懐かしの昭和の風景を表したものです。旧式の駅舎を配備して、家々は屋根瓦で道路は土ほこりで舗装されていません。行き交う人も着物を着ています。

次に人気なのは時代は現代でも風景が田舎のものです。トンネルや橋が配備され、緑豊かな山と清流が必ずセットになっています。対象年齢が若干上のせいか、郷愁(ノスタルジー)を感じさせるジオラマが多いです。

ビルが林立する都会と、緑の山野がセットになっているジオラマも人気があります。二つの世界をつなぐ乗り物として、鉄道模型がぐるぐると廻る様は、自分も小旅行に行っているような気分になれます。