鉄道模型で使用されている軌間(ゲージ)

鉄道模型

鉄道模型における軌間(ゲージ)とは、レール頭部の内側の距離のことを指します。かつては、レールの中心間の距離が用いられていましたが、現在では内寸となっており、ある程度の種類に分類がなされています。

ゲージには、50mmゲージから始まり、1番ゲージやGゲージと呼ばれる45mmゲージ、35mmゲージや32mmゲージのOゲージなど、様々なものがありますが、日本で採用が多いゲージとしては、軌間(ゲージ)が広いものから、1番ゲージ、Oゲージ、HOゲージ、Nゲージ、Zゲージとなっており、中でも、Nゲージは最も広く用いられています。

鉄道模型では、欧米ではHOゲージが主流となっていますが、日本においてはNゲージが最も普及をしており、その理由としては、国による住宅事情が関係しています。

Nゲージは軌間9mm、縮尺1/148~1/160とコンパクトにできており、そのために場所を取らずに楽しむことができ、ジオラマ製作をする場合にも畳半畳程度でレイアウトを行うことができます。また、製品や関連パーツが豊富なこともその理由の1つになっています。