鉄道模型の定義とイギリスでの生い立ち

鉄道模型

蒐集家や愛好家の方が多くいるカテゴリーのひとつに「鉄道模型」があります。模型の大きさは、実際に跨って乗ることができる実物大の数分の一の大きさの物もあれば、限りなく小さなサイズまで様々です。

一般的に列車模型本体と周囲の景観または情景を含めたものを「鉄道模型」と言います。富裕層から庶民層への広がりを見せると共に、車両の縮尺や景観を楽しむジオラマなどの規格が定められて行きます。

玩具やプラモデルなど、実際に走行させることができない模型は別物として区別されます。「鉄道模型」の歴史については各国さまざまな生い立ちがありますが、イギリスにおいては、19世紀初頭にイングランドで生産されていましたが、実物の宣伝用としての生産でした。

1862年に蒸気機関車のカタログ掲載をロンドンの「メイヤーズ」が行ない、1892年に創業した「バセット・ローク」が縮尺に基づいて再現した「鉄道模型」のスケールモデルを手がけました。