鉄道模型の縮尺(スケール)について
鉄道模型では、そのサイズに関しては縮尺(スケール)と、ゲージで表現されるいわゆる軌間が大きく関係してきます。通常、鉄道模型を楽しむ場合にはこの2つをセットで覚えた方がよく、その理由としては縮尺(スケール)によって使用する軌間も決まってくることがあるからです。
但し、軌間の場合には統一規格はあるもののある程度自由に決めることができるようになっており、そのために、既製品を流用する場合には注意をする必要があります。
鉄道模型における縮尺(スケール)の表現方法としては、日本においてはメートル法が使用されているために分数による表示が行なわれています。反面、アメリカなどではヤード・ポンド法が用いらており、この場合には1フィートを何インチにするかという方法で表示が行なわれます。
イギリスにおいては両方を組み合わせた方法が用いられており、ここでは、例えば、1番ゲージでは10mmスケール=1/30.5などの表現がなされています。因みに、日本で広く普及が行なわれているNゲージの場合には、1/148~1/160がその縮尺として表示されています。