鉄道模型には、現在主流となっているスケールモデルの他に、ティンプレートと呼ばれるタイプがあります。初期の鉄道模型に多く見ることができ、アメリカを中心として発展をしたタイプとしても知られています。

1936年ごろにアメリカの標準模型として大衆化された歴史を持ち、当初はスケール感の無いモデルが多かったものの、その後、スケールモデルが販売されることになります。

特徴としては中央産線式による集電方式やブリキ製となっている点があり、現在では大人の趣味として広く認知されており、愛好家による大規模なミーティングも開催されています。

サイズの比率としては、スタンダードゲージやOゲージ、Sゲージが多く、モデルによってはブリキ製ではなく、他の鉄道模型と同様にダイキャストやプラスチックが使用されているものもあります。

ティンプレートはOゲージの縮尺の他に、大型機を小半径で楽しむために1/58として販売されているモデルもあり、ヨーロッパや日本ではOゲージの他にショーティーと呼ばれる短縮型のモデルが、範囲に含まれるとされています。